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ブログ 2023.07.05

HIDA特集 第3回 これぞHIDAの職人技、「曲木」!

前回は、HIDAー飛驒産業株式会社を代表するベストセラーチェア、「CRESCENT」の魅力を深掘りしてお届けしました。

皆さん、座ってみたくなりましたか?

さて、前回の記事の最後で、「曲木(まげき)」という技術が使われているとお伝えしました。これって、どんなものなのでしょう。

今回は、HIDAの職人たちの工場での作業をのぞいてみることにしましょう。

曲木とは蒸して柔らかくした木材を曲げること。

木材1つ1つの含水量が異なるため、それぞれ計測し、含水量に合わせて蒸す時間を変えているそうです。

木材を曲型に固定してプレスします。曲型に固定することで木材繊維が伸び割れることを防ぎます。

こうして乾燥させ、型から外すと曲がったまま形が固定されます。

こうして、美しいチェアの背板部分が出来上がります。

削り出す加工よりも木材を無駄なく利用でき、しかも目切れや接合も少なくなるので製品の強度を保つことができる素晴らしい技術。

実は、HIDAの曲木には、写真の「プレス曲げ」をはじめ、全部で5つもの技があるそうです。

この技を使い分けることで、どんなデザインにも合わせることができるんですね。

マンサクスタッフは、昨年実際に工場にお邪魔し、職人の技を目の当たりにしてきました。

淡々とこなしているようで、真剣に木材一点一点と向き合っている職人の姿は圧巻でした。

見学の様子は、以下のリンクからご覧いただけます。

いかがでしたか?

HIDAの家具の洗練されたフォルムや使い心地は、高い技術をもつ職人たちによって生み出されていたんですね。

次回の特集も、HIDAのシリーズを深掘りしますのでお楽しみに。