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2023.07.02
長野市にあるマンサク・インテリアショールーム。
伝統のアンティークから、職人の技が光る
国産家具まで幅広く取り扱っています。
インテリア雑貨やガーデニンググッズも種類豊富。
きっと、お気に入りが見つかるはず。
HIDAー飛驒産業株式会社の家具の魅力やその理由を深掘りしていくこの企画。
前回は、HIDAの長い歴史を受け継ぐものづくりへの思いをお伝えしました。
今回は、HIDAを代表するベストセラーチェア、「CRESCENT」板座チェアに焦点を当て、こだわりのデザインや使い心地に迫ります。
「立ち上がりたくない椅子」と称されるクレセントチェア。
その座り心地の秘密は、職人技が光る座面の部分にあります。
おしりの形に合わせ、座面の角度や座面を立体的に削る「座繰り(ざぐり)加工」を施し、職人の手で丹念に磨き上げることで、木でできた座面ながらもやさしい座り心地を実現しているんです。
布張りの椅子にも負けないフィット感は、一度座ると立ち上がりたくなくなってしまうくらいです。
「触感のデザイン」をコンセプトに、デザイナー佐々木敏光氏と手を組み開発されたクレセント。
少し下向きに傾斜した肘部分は、丸みがあるフォルムでつかみやすく、ずっと撫でていたくなるような滑らかな肌触りです。
そして忘れてはいけないのが、HIDAが世界に誇る匠の技「曲木(まげき)」を使用した背板部分。
身体を支えてくれる重要なパーツである背板にこだわることで、背中にぴったりフィットし、包み込まれるような座り心地が味わえます。
クレセントの座り心地は、当店ショールームにて実際に体験いただけます。
でも、「曲木」って一体どんな技術なんでしょうか。
これを知ると、より愛着が湧くこと間違いなし!次回は、曲木をはじめHIDAの職人たちの技術にさらに迫ります。
お楽しみに。